会話が聞き取りにくく生活面でお困りでしたら、補聴器を使用することで低下した聴力をカバーできます。しかし中には「補聴器はうるさい」「補聴器は使いにくい」と言って、使用をあきらめてしまう人もいるようです。補聴器を正しく使い、慣れていけるようまとめてみました。
補聴器を初めて使うときのポイント
補聴器を初めて使用する際に、使い方を誤ると「うるさい!」とか「使いにくい!」と思ってしまうかもしれません。 補聴器を初めて使用する順序をまとめてみました。
自宅で試してみる
初めて使用する際には、まず自宅で使ってみましょう。最初は静かな環境や慣れている場所でゆっくりとスタートしましょう。そして目の前で相対してお話をしてみましょう。相手の声が今までよりはっきりと聞こえるか、どの程度違いがあるのか、試して慣れていきましょう。
時計の音や部屋で本を音読することで、周りの音や自分の声に慣れるところから始めてください。補聴器の音に慣れた後、外出先でも試してみて下さい。きちんと調整された補聴器では不必要な音を大き過ぎる音をシャットアウトします。そのため、周りの騒音が必要以上にうるさく感じることも少なくなります。
ご自分のペースで
もし補聴器を使用して疲れてしまったり、周りの音が気になってしまう場合はいったん補聴器を外して休息してもかまいません。疲れているのは内耳神経が疲弊していると考えられるので無理せず、自分のペースで慣れていきましょう。
テレビの音量で確認する
初めて補聴器を使う際は、テレビとの付き合い方も大切です。補聴器を使ってテレビを視聴してみて今までとテレビのボリュームが変わっているか、しっかりと聞こえるかです。ボリュームが下がれば、効果が目に見えてわかると思います。お部屋のいつもの場所で補聴器のボリューム調整もして聞き取りやすいか試してみて下さい。
2~3人で会話をしてみる
補聴器を使用してまずは相対してお話をして慣れてきてから数人と会話をしてみましょう。 全員の声を全部聞き取るのは難しいと思いますが色々な場所や条件で慣れていく必要があります。時間をかけて補聴器とお付き合いをして頂きたいと思います。
フィッティングとは
補聴器が必要な方でも、聞こえの状態は人それぞれです。よって補聴器を使用するにあたって、それぞれのユーザーの状態に合わせて微調整を行う必要があります。これをフィッティングと言います。
定期的に微調整を行う
最初にフィッティングすれば、その先ずっと補聴器を使用して適切に聞こえる状態が続くわけではありません。慣れてくるとより聞き取りの願望も増えて少々大きめにというケースは多いです。また、年齢とともに聞こえの状態は変化もします。ずっと同じ調整や条件で補聴器を使用し続けると、以前のようにクリアな聞き取りが出来ないかもしれません。 そこで定期的にフィッティングを行う必要があります。定期的に調整することで、現在の聞こえの状態を保つことも出来ます。
まとめ
補聴器を使用してしばらくの間は、補聴器を介しての聞き取りに慣れる必要があります。また、補聴器をユーザーそれぞれの聞こえの状態に合わせるためには、フィッティングと呼ばれる微調整を行わなければなりません。認定補聴器技能者にお困りごとを伝えてフィッティングを定期的に受けてください。
千葉県船橋駅北口の「奏音-kanon-」は、認定補聴器技能者の有資格者が在籍しております。補聴器のスペシャリストとしてお客様の疑問に的確に答えてまいります。 当店では補聴器のお貸出しを無料で行っております。充分お試しの上、ご検討ください。小型補聴器を専門的に取り扱っているのも特徴の一つです。補聴器が目立つのは嫌と思っている人向けに小型で目立たない機種も多数用意しておりますので、補聴器にお悩みの際にはお気軽にお立ち寄りください。